2024年10月14日( 月 )

共産党が福岡5区で擁立を取り下げ~野党共闘前進となるか

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 共産党福岡県委員会は13日午後、記者会見を行い、15日告示の衆院選での福岡5区について、新人の村山正美氏の擁立を取り下げると発表した。

 共産党が告示直前になって候補者の取り下げを決めたのは、リベラル護憲市民団体「市民連合ふくおか」の呼びかけによる野党各党が了承した覚書や、5区は、リベラル系の立憲現職・堤かなめ氏がいることを踏まえ、立憲県連との間で候補者を一本化することで合意したことによる。

 14日、「市民連合ふくおか」が会見を行い、福岡における野党共闘の状況やこれまでの経緯について説明を行った。

市民連合ふくおか 会見
市民連合ふくおか 会見

 同連合事務局長・片山純子氏は「昨年から、話し合いを重ねてきた。合意の文書(覚書)もだが、信頼感が醸成されたことで政策合意もでき、5区に関してはきれいに一本化ができた」と述べ「私たちがブリッジを組むかたちで、各党共通の土台で一緒に闘っていける土台づくりをやった」と、共闘の意義を語った。

 福岡県内11選挙区のうち、共産党は4、5、11区を除いて候補者を擁立する。このうち、4、11区は、社民党と調整している。この他1区や3区など6つの選挙区において、共産党は、立憲・国民と競合する。

【近藤将勝】

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