【動画】稲富代議士(立憲)、衆院選の勝因や教育政策などを語る
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今回の「MAX WORLD Channel(マックスワールドチャンネル)」は、10月27日投開票の衆院選において、福岡2区(福岡市中央区、同南区の一部、同城南区の一部)で当選した衆議院議員、稲富修二氏をゲストにお招きし、衆院選を振り返っての思いや教育政策などについての見解をうかがった。
まず、稲富氏が政治を志した原点である松下政経塾について、野田佳彦立憲民主党代表や高市早苗前経済安保相など、与野党の中枢に政経塾OBを多数輩出していることが述べられた。
衆院選を振り返り、地元有権者に「今回勝てないと一生勝てない」と期待を込めて言われたエピソードを紹介しながら「潮目は、必ず変わると信じてずっと活動を続けた」と語った。また、「今回の選挙に関して政治とカネの問題が大きかったが、あきらめずに続けたことが勝因ではないか」との見方を示した。
「政治とカネの問題」については、「自民党は不記載というが、組織的に継続的に行っており、直接行っていない人も党内で声も上げず、自浄作用が働かないということは、組織で守っていることと同じではないか」と指摘した。
さらに「中途半端な改革案しか出てこないのは、本気度が問われるし、非公認者にも2,000万円を支給するという発想自体が、国民世論とずれている」と批判し、「権力は腐敗する。政権交代の受け皿をつくることが重要だ」と語った。
学費などのために奨学金を借り、数百万の借金を抱えた状態で、社会に出る学生が多いという現状がある。稲富氏は「人口減少のなか、若い方々を育てていく必要がある」と前置きしたうえで、「このままでは、所得格差が教育格差につながる」と危機感を示し「若い人たちが、社会に出るときに、借金を抱えることがない仕組みづくりを行う必要がある」と強調した。
外交・安全保障については、「政権交代しても日米同盟基軸は変わらない」としたうえで、「『台湾有事は、日本有事』という人もいるが、そうならないために日本の役割がある」と語った。
最後に、地元福岡2区の有権者に最も訴えたいことは、との問いに対し、稲富氏は「小選挙区で当選できたことは、大きな責任を感じている」と述べ「地元の皆さまに、『福岡のことや日本のことは託した』と言っていただけるよう、これからも精進してまいりたい」と語った。
【近藤将勝】
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