福岡県知事選に福岡市出身の弁護士・吉田氏が立候補表明

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 任期満了にともなう福岡県知事選(3月6日告示、同23日投開票)で、弁護士の吉田幸一郎氏が19日、県庁で会見し、無所属で立候補すると表明した。

 出馬表明は現職の服部誠太郎氏に続いて2人目となる。共産党は当初、独自候補の擁立も検討したが吉田氏の支援に回った。吉田氏は共産のほかリベラル系市民団体「変えよう!県政 市民の力」の支援を受ける。

 吉田氏は第二東京弁護士会所属の弁護士。福岡市南区出身で食品の輸入販売会社に勤務後、弁護士に転職した。

 自民・立憲・公明などの5党や連合福岡などが再選を目指す現職の服部氏を推薦、吉田氏との一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 吉田氏は「県民が必要とする政策を行っていない」「現職は貧困の問題を先送りしてきた」と服部県政を批判。県が進めるワンヘルスについて「本当に必要なのか検証が必要。政策論争を行いたい」と述べた。また共産やふくおか緑の党以外の主要政党が現職を推薦していることを「自民党以外の党も追従し職場放棄に等しい」と批判した。

【近藤将勝】

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