
7月の参院選福岡選挙区(改選定数3)に国民民主党の公認で川元健一氏が立候補することを表明した。
県庁で会見を行った川元氏は「海外で勤務をしているときに日本の元気がなくなっていく、少し閉塞感があるような社会になっているなと感じるものがあった。現役世代、働いている人たちが元気に希望をもって生きられる社会をつくっていきたい」と述べた。
川元氏は福岡市出身。一橋大学を卒業後、ソニー(株)販売戦略担当部長などを経て、宇宙開発事業を展開する企業Space BD(株)の事業開発本部長や取締役などを務めた。現在は個人事業主としてスタートアップ支援などを行っている。
参議院福岡選挙区は、自民党・松山政司氏、立憲民主党・野田国義氏、公明党・下野六太氏が現職で、今回改選となる。この他、社民党の新人で、元県立高校教諭、福岡県高等学校教職員組合の執行委員などを経て現在、社民党福岡県連副代表の那須敬子氏が立候補を表明している。
参議院福岡選挙区は定数3議席の複数区であり、これまで自民・公明・立憲(旧・民主)の指定席となってきたが、年収103万円の壁の見直しなどの減税政策により支持率が上昇している国民の参戦に各党は警戒感をもっており、今後の動向が注目される。
【近藤将勝】
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