堀内電気、完全無人ホテルの起工式を実施 今春の民泊開業に続き宿泊事業を本格展開へ
2025年6月24日 17:10
太陽光発電所や電気通信設備の設計・施工を手がける堀内電気(本社:福岡市博多区)は6月20日、福岡市博多区東光2丁目に建設予定の新ホテルの起工式を執り行った。開業は2026年春を予定し、同社の宿泊事業における第二弾となる。

今回のホテルは、地上6階建て・全20室の中規模施設で、インターネットを活用した完全無人運営システムを導入。宿泊予約から支払い、チェックイン、鍵の開け閉めまでをスマートフォン1台で完結できる設計とする。また、室内には洗濯機やキッチンを完備し、中長期滞在のニーズにも対応する。
同社代表の堀内重夫氏は、「エリア的7割はインバウンド。ニーズに対応できるようにしたい」と意気込みを語った。
堀内電気は、2024年5月1日に個人名義で中央区地行3丁目にて2階建ての民泊施設「Amp Flat HEC 01」「同02」を開業し、宿泊事業に初参入。イベント来場者や訪日外国人のグループ客向けに対応している
今回のホテル開業は、そうした宿泊需要の手応えを踏まえた本格的な事業展開と位置づけられる。堀内電気は、従来の電気設備事業で培ったノウハウを生かし、省人化・スマート化を推進する新たな都市型宿泊モデルの確立を目指している。
住 所 :福岡市博多区東光2-3-17
竣工予定:26年5月
開業予定:26年夏
ホテル名:(仮)「モートインサイド 博多駅東」

【鹿島譲二】
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