7日、小野建(株)(北九州市小倉北区、代表:小野剛)は2026年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は1,251億2,300万円(前年同期比9.1%減)、営業利益は19億4,600万円(同47.3%減)、経常利益は19億7,700万円(同47.9%減)、四半期純利益は12億4,100万円(同51.0%減)で、減収減益となった。
決算要因としては、主力の鉄鋼商品販売事業において、建設コストの高止まりや人手不足などを背景に中小型工事の需要が伸び悩み、販売数量が減少したことや、鉄鋼市況も弱含みで推移し販売単価の下落などが影響した。
セグメント別では、九州・中国エリアの売上高が683億1,600万円(前年同期比9.3%減)、セグメント利益13億1,000万円(同31.1%減)と減収減益。関西・中京エリアは売上高301億9,900万円(同15.1%減)、セグメント利益2億5,700万円(同60.4%減)。関東・東北エリアは売上高266億700万円(同0.4%減)で横ばいだったが、セグメント利益は4億1,200万円(同64.6%減)と大幅減益となった。
通期(26年3月期通期)の業績予想については、売上高2,547億円(前期比6.3%減)、営業利益46億円(同32.5%減)、経常利益46億円(同33.4%減)、当期純利益30億円(同38.6%減)で、通期でも減収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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