2024年11月22日( 金 )

福岡博多LC、100周年への繋ぎ手として、まずは55周年を

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 2015年、50周年を迎えた福岡博多ライオンズクラブ。1965年の結成以来、地域社会にWe serve(われわれは奉仕する)の精神で貢献し続けてきた。若い力も加わり、勢いを増す同クラブ。さらなる地域貢献が期待されている。

50周年でより強固になった一体感

福岡博多ライオンズクラブ 幹事 赤樫 幸治 氏<

福岡博多ライオンズクラブ 幹事 赤樫 幸治 氏

 2015年6月、福岡市内でおこなわれた福岡博多ライオンズクラブ50周年記念式典。同式典には、小川洋福岡県知事も祝辞を述べるため駆けつけた。同クラブの地域における存在感が、いかに広く共有されているかが分かる。現在、同クラブの幹事を務めるのは(株)R.E.D建築設計事務所代表取締役、赤樫幸治氏。赤樫氏は、「50周年記念式典を機に、クラブ内の一体感が一層強まったように感じます」と、同クラブのさらなる発展に期待を寄せる。「50周年を迎えるにあたり、福岡博多ライオンズクラブでは、博多小中学校自治協議会への青パト寄贈、南公園への桜の植樹、スペシャルオリンピックス日本への支援などを行いました。記念すべき年に、こうした記憶に残るような大々的な支援を行えたことが、やはりクラブ内に熱気を生んだと思います。幹事としてのわたしの役目は、この『熱』を冷ますことなく、次へと引き継いでいくことにあると考えています。まずは55周年に向けて、より一層日々の社会奉仕活動に尽力していきたいと思います」(赤樫代表)。

 赤樫代表が語るように、記念の年はもちろんだが、それ以外で行っている日常的な社会奉仕活動にこそ、ライオンズの真価があるといえる。「日々の活動として、NPO法人『草ヶ江ヤングラガーズ』への支援金や、街頭に立っての献血活動、福岡さわやか文庫への古本寄贈などがあります。こうした活動を継続していくことこそ、最も大切なことだと考えています。クラブに所属するみなさんは多忙な生活を送られています。それでも、こうした社会奉仕活動を通じて、一体感を持つことができます。自分たちの行っていることが社会、地域のために役立っているのだという実感を通して、普段では得られないことも得られる。これもまた、ライオンズクラブのメンバーになることの価値だと思います」(赤樫代表)。

未来のライオンに繋ぐ良き風土

 赤樫代表は、福岡博多ライオンズクラブの特徴を次のように語る。「とにかくみんな仲の良いクラブだと思います。以前、福岡博多ライオンズクラブ内で交流会を開いた時、先輩ライオンの方に『さん』付けでお声がけしたのですが、『“さん”げな付けんでよかと!』と、言われたんです。一度仲間になったからには、そこに上も下もない。みな横並びの、同じライオン。こうした風土も、次の世代へとしっかり引き継いでいきたいですね」(赤樫代表)。

 世代間の壁がない福岡博多ライオンズクラブ。だからこそ、赤樫氏をはじめ、若い力も育っている。「最近では、20代の方が新たな仲間、ライオンとして加入されました。また、女性メンバーの方もいらっしゃいます。老若男女、みな一丸となって、社会奉仕に精を出しています。繰り返しになりますが、わたしは幹事として、こうした福岡博多ライオンズクラブの風土、そして50周年を機に盛り上がっている活気を、しっかりと次へと繋いでいくことが自分に課せられた使命だと考えています。そのためにも、まずは55周年に向けて、着実に日々の社会貢献活動を行っていきます」(赤樫代表)。
 赤樫氏の熱意が、福岡博多ライオンズクラブの未来は安泰であることを確信させてくれる。

■福岡博多ライオンズクラブ
名称:ライオンズクラブ国際協会337-A地区4R3Z 福岡博多ライオンズクラブ
結成会:1965年6月15日
国際本部登録:同上

 

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