岡野バルブ製造、26年9月期業績予想を上方修正 上期の原子力関連案件伸長で
2026年4月23日 14:30
22日、岡野バルブ製造(株)(本社:北九州市門司区、岡野武治代表)は2026年9月期の連結業績予想を上方修正した。売上高は前回予想比12.8%増の100億円、営業利益は同101.9%増の19億5,000万円、経常利益は同96.0%増の20億5,000万円、当期純利益は同103.2%増の14億円に引き上げた。
原子力発電所向け追加受注が寄与
上方修正の主因は、バルブ製造部門で原子力関連案件が伸長したこと。柏崎刈羽原子力発電所の特定重大事故等対処施設向け、島根原子力発電所2号機向けの計画案件で追加受注が増加したほか、七尾大田火力発電所向け案件の工程前倒しにより売上高が増加した。
メンテナンス部門では、柏崎刈羽原子力発電所7号機の点検工事が前倒しで実施されたほか、女川原子力発電所2号機の定期検査工事が計画を上回る進捗となった。高付加価値案件の増加や定期検査工事の高稼働率も利益押し上げ要因となった。
一方、下期について会社側は、売上高は堅調に推移する見込みとしながらも、上期に比べメンテナンス案件が減少し、採算性の高い案件も少ないことから、損益面では厳しい状況を見込むとしている。
原子力発電所の再稼働、安全対策投資、定期点検需要を追い風に、同社の受注環境は引き続き底堅いとみられる。原子力・火力向け特殊バルブで高い技術力を持つ同社にとって、インフラ更新需要の取り込みが今後の成長を左右しそうだ。
【寺村朋輝】
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