西日本FH、26年3月期は過去最高益更新 金利上昇追い風に純利益401億円

 12日、(株)西日本フィナンシャルホールディングス(福岡市博多区、村上英之代表)は2026年3月期連結決算を発表した。経常収益は2,468億6,000万円(前期比25.7%増)、経常利益は587億8,400万円(同29.1%増)、当期純利益は401億1,600万円(同29.5%増)となり、過去最高益を更新した。

 同社によると主な決算要因として、資金運用収益の増加などにより、経常収益は前期比504億4,500万円増加した。一方、資金調達費用やその他業務費用の増加などにより、経常費用も同371億9,800万円増加したが、収益拡大がこれを上回った。

 収益面では、資金運用収益が1,716億9,900万円(前期比31.5%増)となった。このうち貸出金利息は1,221億7,000万円(同30.6%増)、有価証券利息配当金は390億5,700万円(同30.2%増)だった。役務取引等収益も403億2,200万円(同7.2%増)となった。 

 一方、費用面では、資金調達費用が414億9,000万円(前期比49.5%増)に拡大。このうち預金利息は212億4,900万円となり、前期の66億900万円から大幅に増加した。営業経費は871億2,100万円(同3.6%増)だった。

 セグメント別では、西日本シティ銀行および長崎銀行で構成される銀行業のセグメント利益が520億3,700万円、その他事業が196億8,800万円となった。その他事業には、信用保証業務、クレジットカード業務、金融商品取引業務、情報システムサービス業務などが含まれる。

 27年3月期の連結業績予想については、経常利益690億円(前期比17.4%増)、当期純利益480億円(同19.7%増)を見込む。

【寺村朋輝】

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