ふくおかFG、26年3月期は金利上昇が追い風に増収増益、今期は純利益1,000億円視野
2026年5月14日 14:00
13日、(株)ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区、五島久代表)は2026年3月期連結決算を発表した。経常収益は6,211億6,800万円(前期比36.3%増)、経常利益は1,206億1,000万円(同16.4%増)、当期純利益は854億2,800万円(同18.4%増)で、増収増益となった。
日銀の金融政策正常化にともなう金利上昇を背景に、貸出金利息や有価証券利息配当金が増加したことが収益を押し上げた。一方で、国債等債券売却損の拡大などによりその他業務費用は増加したものの、資金利益の伸長がこれを吸収した。
連結ベースの資金運用収益は4,425億5,400万円(前期比24.5%増)。このうち貸出金利息は2,569億3,700万円(同27.6%増)、有価証券利息配当金は1,322億7,500万円(同23.4%増)となった。
一方、資金調達費用は1,797億3,300万円(前期比37.4%増)に増加。預金利息は482億5,700万円となり、前期の227億100万円から大きく増加した。
銀行別では、(株)福岡銀行の当期純利益が901億100万円、(株)熊本銀行が22億8,700万円となった。決算説明資料によると、銀行合算ベースの当期純利益は1,097億円となっている。また、デジタル銀行事業を展開する(株)みんなの銀行関連損益は51億円の赤字だったが、前期比では37億円改善した。
27年3月期の業績予想については、経常利益1,495億円(前期比24.0%増)、当期純利益1,000億円(同17.1%増)と、さらなる増益を見込んでおり、純利益1,000億円台に到達すれば、地方銀行グループとしては全国でも有数の収益力となる。
【寺村朋輝】
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