九州FG、26年3月期は最終益24%増 金利上昇追い風に過去最高益更新

 14日、(株)九州フィナンシャルグループ(本店:鹿児島市、本社:熊本市西区、笠原慶久代表)は2026年3月期連結決算を発表した。経常収益は2,632億5,000万円(前期比4.7%増)、経常利益は537億6,600万円(同25.0%増)、当期純利益は376億7,400万円(同24.0%増)となり、増収増益を確保した。

 日銀の利上げによる金利上昇局面を背景に、貸出金利息など資金運用収益が拡大した。資金運用収益は1,556億4,800万円(前期比15.1%増)となり、このうち貸出金利息は1,064億6,200万円(同24.3%増)となった。一方で、預金利息など資金調達費用も423億5,400万円(同34.2%増)に増加したが、収益拡大がこれを吸収した。

 セグメント別では、中核の銀行業が好調だった。銀行業の経常収益は2,179億8,200万円(前期比5.1%増)、セグメント利益は531億5,800万円(同27.5%増)となった。リース業は経常収益415億9,200万円(同4.6%増)だったものの、セグメント利益は13億8,800万円(同18.1%減)となった。その他事業はクレジットカード業務などが寄与し、セグメント利益は19億6,100万円(同38.4%増)となった。

 27年3月期の業績予想については、経常利益650億円(前期比20.8%増)、当期純利益450億円(同19.4%増)で増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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