力の源HD、26年3月期は増収も営業益17.3%減 インフレと海外コスト増重く
14日、(株)力の源ホールディングス(福岡市中央区、山根智之代表)は2026年3月期連結決算を発表した。それによると、売上高は362億6,100万円(前期比6.1%増)、営業利益は23億2,500万円(同17.3%減)、経常利益は25億8,200万円(同9.1%減)、当期純利益は18億2,900万円(同4.0%増)となった。
決算要因としては、主力ブランド「一風堂」の創業40周年施策や新規出店、期間限定商品の投入、インバウンド需要などが売上を押し上げた。一方で、国内外での原材料価格やエネルギー価格、人件費、物流費の上昇が収益を圧迫した。海外事業では、各国の景気減速懸念や異常気象、治安悪化などの影響で来店客数が減少した地域もあり、利益率が悪化したとしている。
国内店舗運営事業の売上高は174億1,700万円(前期比12.0%増)、セグメント利益は14億4,700万円(同6.5%減)。新規出店や創業40周年記念商品の販売、メディア露出増加などが集客につながったが、中国からのインバウンド減少やコスト増加が利益面で重荷となった。
海外店舗運営事業の売上高は144億2,700万円(前期比1.8%減)、セグメント利益は8億7,000万円(同22.6%減)となった。インフレによる原材料費や賃料、人件費の上昇に加え、景気減速や地政学リスクによる来店客数減少が響いた。
商品販売事業は、「一風堂おみやげラーメン」のリニューアルや量販店向け販路拡大などが寄与し、売上高44億1,600万円(前期比12.7%増)、セグメント利益5億6,200万円(同9.6%増)となった。
27年3月期の業績予想は、売上高401億2,500万円(前期比10.7%増)、営業利益25億9,500万円(同11.6%増)、経常利益26億3,800万円(同2.2%増)、当期純利益18億700万円(同1.2%減)を見込む。
【寺村朋輝】








