福岡市政に10の提言(7)補足、イーロン・マスクが説く近未来ヒーローの実例
人間はいかに生きるか
「シンギュラリティ」(技術的特異点)の時代に、どういう能力を身につければ人間らしい余生が過ごせるのか?という大テーマと正面から向かい合わなければならない。「労働で対価を得て生活する」構造は、この世から消えていく運命にあるのである。結論を先に語るならば「創造的な知的能力に長けた人類になること」しか方策はない。そしてそのお手本の1つが、中島淳一画伯である。
毎日、1冊新刊の出版
中島氏から毎日、「Amazonより新刊を出版しました」と告知がある。ネット世界では「200冊新刊を出さないとヒット作にはならない」という定説がある。この定説を信じて同氏は毎日、1冊出版しているのである。字数でいえば2万5,000~3万であるという。過去に書き溜めていたものがたくさんあるというのだ。この財産に改めて加筆しつつ、日々新刊を出しているわけだ。どうして彼はこれほど猛烈に作家活動に専念するのか? 答えは簡単だ。彼は「残りの時間が僅かになってきた。だからすべてを創作活動に注力する」と宣言した。
中島淳一氏のプロフィール
最近の新刊『老いは幻想である』に紹介されている中島氏の経歴を紹介しよう。
中島淳一
画家・作家・劇団エーテル主宰
絵描と一人演劇という二つの表現領域を横断しながら、『生きるとは何か』という問いを探求し続けている。舞台では長年にわたり一人芝居を上演し、静寂や”間”を重視した独自の演出世界を築く。画家として国内外で活動し、個展や創作を通じて、人間存在の内奥を描き続けている。
著作は、小説、思想エッセイ、哲学書など多岐にわたる。本書『老いは幻想である』では、『時間』、『老い』、『身体』という根源的テーマを通じて、現代人が失いつつある”生の密度”を問い直した。
中島氏に対する筆者の印象
筆者と中島淳一氏の付き合いは30年におよぶ。まず、本人の第一義の職種は画家である。数多くの画を購入してきた。第二は芝居、一人芝居の担い手である。自分でストーリーを書き上げ、舞台に上がるのである。演じる役柄は幅広く、日本の歴史物、宗教に始まってキリスト教、ラテンのヒーローものと幅広い。演目は500件を下らない。中島氏に対して筆者は過去、一人芝居の興行を10回程支援してきた関係だ。
長い付き合いのなかで、筆者は今でも中島氏のバイタリティーには驚くことばかりだ。絵の制作アトリエには頻繁に足を運んできた。驚くべき点は制作に対する集中力である。1日に14時間創作活動に集中しているのだ。また現在の小説執筆活動に関しては15時間の時間を兼ねているとか。中島淳一という人物は、イーロン・マスクが説く「近未来のヒーロー」である。
【児玉直】








