【倒産】昭和ホールディングス(株)(千葉県柏市) 持株会社 東証スタンダード上場

会社更生法適用申立
負債総額22億4,500万円

 東証スタンダード上場の昭和ホールディングス(株)は7月17日付で、損害賠償請求権を有すると主張するジェイトラスト・アジア・プライベート・リミテッド(シンガポール)から、東京地裁へ会社更生法の適用を申し立てられ、同日、保全管理命令を受けた。

 保全管理人は岩崎晃弁護士(岩崎・本山法律事務所、東京都中央区八丁堀4-1-3、電話03-6222-7231)。

 同社は1937年6月設立、52年12月に東証二部へ上場。グループで展開する食品事業、ゴム事業、スポーツ事業、コンテンツ事業を主軸とする。2026年3月期の売上高は連結で約85億6,000万円、単体で約3億9,000万円を計上していた。

 しかし、今年6月26日付で、連結子会社2社からの借入金の即時弁済が不可能であるとして、子会社株式の担保権が実行された。これにより同社の主要子会社である(株)ウェッジホールディングス、(株)日本橋本町菓子処、明日香食品(株)、昭和ゴム(株)、(株)ルーセント、(株)明日香の計6社が一斉に連結から除外され、持分法適用関連会社へ移行するなど、グループ構造が大きく変化していた。

 同月29日の定時株主総会では、代表取締役を含む取締役選任議案が否決され、代表取締役は任期満了により退任。しかし、株主総会後の取締役会に監査等委員3名が欠席し、取締役会が成立せず、新たな代表取締役を選任できない状態となっていた。

 さらに7月8日、同社は発表で、同社の実印、会計帳簿、預金通帳などの引き継ぎはまったく行われておらず、それらの占有場所や保管場所も不明であると公表。上場会社としての管理体制に重大な不透明感が生じていた。

 こうした状況を受け、東京証券取引所は7月14日、同社を監理銘柄(審査中)に指定。代表不在、主要子会社の連結除外、会社資産・帳簿類の管理不明といった異例の事態が重なるなか、今回、債権者から会社更生法の適用を申し立てられた。

 負債総額は2026年3月期末時点で22億4,500万円。


業 種:持株会社
所在地:千葉県柏市十余二348
設 立:1937年6月
資本金:56億5,139万円

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