九州各地で積雪～奄美大島で115年ぶりの雪

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福岡市赤煉瓦文化館前の雪

　日本列島は冬型の気圧配置にともない、日本海側を中心に記録的な大雪となった。１月25日の福岡管区気象台の発表では、25日朝５時の積雪の状況は、長崎市14センチ、佐賀市４センチ、熊本県南阿蘇村４センチ、福岡市１センチ。鹿児島地方気象台の発表では、同時刻の鹿児島市の積雪の深さは12センチという。

　鹿児島県の奄美大島にある名瀬観測所によると、24日、奄美大島では115年ぶりに降雪が確認されたという。担当者によると、奄美大島では積雪までには至らなかったが、例年にない寒気の強さが降雪に影響したとしている。

　25日は降雪と同時に広範囲で強い風が吹く吹雪になっている地域もあった。気象庁は積雪や路面凍結による交通障害、水道管の凍結などに注意を呼びかけている。

【川元　浩明】