自民福岡県議団の党議拘束に反した江藤秀之県議を会員資格停止処分~高市首相への造反との声も
2026年8月31日 16:55
高市首相が一連の金銭授受疑惑などで自民党福岡県連に対し、「来年の県議選の公認を行わない」ことも辞さないとするなか、自民党県議団が31日、副議長ポストをめぐる金銭授受について証言した江藤秀之県議への処分を行った。江藤氏は、17日の臨時会において蔵内前議長の辞職勧告決議案の採決中止を求める動議に反対し起立しなかった。
処分は12月議会の閉会日まで自民党県議団の会員資格を停止し、議員総会へも出席停止とする内容。期限付きとはいえ、事実上、自民党県議団から追放するものとみられる。
また同日、県議団として次期議長選に、田川郡選出の大島道人県議を推すことを決めた。9月2日の議員総会で正式に、自民党県議団の候補者となる見通し。4回生の多くが議長職就任に躊躇していたといわれるが、大島県議は、麻生太郎副総裁と福岡政界で対立する武田良太元総務相に近いことでも知られる。
なお本日午後、当社は江藤氏とともに金銭授受問題を証言した吉松源昭県議をスタジオに招いて緊急インタビュー(近日、公開予定)したが、同氏は県議団の今回の決定について「高市早苗首相や党本部に反旗を翻す行為だ」と指摘した。
一方、県連所属の地方議員のなかには、高市首相の非公認発言に対し、自民党は「地方組織の独立性があり、やりすぎだ」との声もあり、今後の展開に注目が集まる。
【近藤将勝】
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