新たな時代に向かって「捨て石」になる覚悟
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福岡県議会副議長 民主・県政クラブ 筑紫野市選出 原竹 岩海
三本の矢が一つになって問題解決
福岡県は、人口が500万人を突破しています。福岡県内の市町村の数は、合併をして少なくなったとはいえ60あります。
この60のなかに、2つの政令指定都市に半分の人口の250万人が住んでいる。福岡市に約150万人、北九州市に約100万人。
そしてその他の広い地域に残り半分の約250万人が住んでおり、福岡県は両政令市と一体となって、三本の矢が一つとなっていろいろな問題の解決をやっていくことが必要ではないかと考えています。一つになれば、きっと素晴らしいまちづくりを行っていくことができるはずです。
オール九州、「メイドイン九州」を目指す
今、福岡県と福岡市・北九州市の両政令市の関係で、1つの事例ですが「福岡空港」「北九州空港」「こども病院のアイランドシティ」の両方に高速道路を直接乗り入れができるように調整中です。
そして福岡空港と北九州空港がリンクするように、リムジンバスを走らせます。北九州空港は24時間空港ですので、バスに乗れば短時間で福岡に来ることができるようになる。
また、農産物のブランド化についても、「福岡」という名前がヨーロッパはもとより、アジアでも知名度がない。農産物は品質・安全性ともに立派だけど、知名度がないから売れない。これをオール九州「メイドイン九州」にする。九州ブランドとして統一のロゴマークをしっかり決めて売り出す。九州内で産するものをすべてメイドイン九州の統一ブランドで海外に持って行けば、かなりのインパクトがあります。このようなことを踏まえ、この度、福岡県議会を中心に財界・市町村長が集って「九州の自立を考える会」を発足し、活動しています。
高齢者を活用する
少子高齢化は、予想以上のスピードで進んでいることが問題です。福岡県は麻生知事の時代から男性・女性ともに70歳現役社会を実行しています。これは、当時の麻生知事が日本で最初に掲げて実施しました。現在では九州知事会のテーマにもなっており、全九州での取り組みに発展しています。
しかし、このままでは労働人口の減少が生産性の減少につながるとの背景があります。日本の生産性の減少になってはいけない。だが、労働人口が足らない。そのため、男女共同参画社会も法律で確立された。しかしこれだけでは追いつかないので、福岡県は男性でも女性でも、70歳現役でしっかり頑張っていこうと推進しています。
今の高齢者は、みんな若い。しかも「誇りとプライド」「やる気と元気」がある。また、「素晴らしい経験と能力」を持っている。70歳になっても80歳になっても本人が頑張れるような社会を構築すれば、生産性は落ちないだろう。
副議長としての今後の抱負
今回、副議長に就任させていただきました。本当に感謝申し上げます。皆さまの期待に応えられるよう、福岡県政の発展のために一生懸命頑張っていきたいと思います。
とくに、党派を超えて議会が一丸となった体制で県行政と両輪となって県民の幸せのために、住民福祉の向上のために、また、県政の発展のために、微力ですが、副議長としてリーダーシップを発揮してまいる決意でございます。(談)
※記事内容は2015年8月31日時点のもの
<INFORMATION>
原竹岩海事務所
所在地:福岡県筑紫野市紫3-5-1
TEL:092-918-1323
FAX:092-918-1321
URL:http://haratake.jp<プロフィール>
原竹 岩海(はらたけ いわみ)
1953年7月24日生まれ、東福岡高校、久留米大学商学部卒業。福岡県議会議員秘書。91年に筑紫野市議会議員選挙で初当選、市議を3期務める。2003年、福岡県議会議員選挙で初当選。現在は4期目。民主党・県政クラブ県議団に所属。水資源対策調査特別委員会委員長や厚生労働環境常任委員会委員長を歴任。15年、福岡県議会副議長に就任。法人名
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