元木昌彦(もときまさひこ)
Masahiko MOTOKI
『週刊現代』元編集長。1945年生まれ。早稲田大学商学部卒。70年に講談社に入社。講談社で『フライデー』『週刊現代』『ウェブ現代』の編集長を歴任。2006年に退社後、市民メディア「オーマイニュース」に編集長・社長として携わるほか、上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。日本インターネット報道協会代表理事。主な著書に『編集者の学校』(講談社)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、『現代の“見えざる手”』(人間の科学新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)など。
元木昌彦 の記事一覧
2025年9月24日 16:10
AIならでは世の明けぬ国。日本だけではない。世界中がAIという怪物の羽音に震え上がっているように思える。インターネットでさえ普及するのに何年も要した。だが、AIは登場すると、あっという間に広がり、子どもたちまでAIに悩みごとを相談するようになってしまった。
2025年8月22日 17:40
私も週現時代に「ヘア・ヌード」という珍妙な言葉を生み出して、ヘア・ヌードブームを巻き起こしたが、そんなレベルではない雑誌が2誌あった。
2025年8月21日 16:40
私は雑誌が活況を呈していた1990年代に編集長を務めていた。幸せな時代だった。だが、世の中が“寛容”を失い、雑誌にも徳目を求めるようになっていったため、雑誌は雑誌らしさを失っていった。