2026年7月30日 13:00
スーパーマーケットの生鮮売場で商品の鮮度を左右するのは、産地や仕入れ時間だけではない。店舗到着から売場に並ぶまでの下処理と温度管理こそが重要だ。鮮魚の冷却、包丁の切れ味、青果の吸水処理など、客の目に見えにくい作業の積み重ねが、色・味・日持ちに大きな差を生む。
2025年12月22日 13:00
物価が一向に動かなかった時期を経て、いま食品価格が急騰している。その象徴がコメだ。需給の読み違いが引き起こした人災的な値上がりは、我が国の食料安全保障の脆弱さを浮き彫りにした。
2025年8月28日 13:00
1980年2月。ダイエーが三越を抜き、小売業日本一になってから10年が経っていた。「1兆、吉兆、もう1兆」派手なセレモニーと勢いそのままのスローガンで、年商1兆円を祝い、次の目標4兆円に向かって走り始めた。
2025年7月31日 13:00
九州発の小売業、コスモス薬品が1兆円の大台を達成した。基本戦略をそのままに、独自の店舗タイプで東北、北海道を除く地域に展開している。誕生から50年余りでの達成だ。
2025年7月3日 13:00
「環境が人をつくる」──大型小売店で実践される環境心理学の洞察。ゴミ散乱の駐車場が不法投棄を誘発し、徹底清掃が善意を呼び覚ます。接客では客の微細な行動から購買意図を推察し、適切なアプローチが信頼を構築する。
2025年6月2日 13:00
このところ、衣食住すべての売場で商品価格の高騰を肌で感じる。カジュアルファッションのユニクロ、100円ショップのダイソー、大手スーパーマーケット。例外はないといってもいい。
2025年5月1日 13:00
「お客様は神様です」──この言葉に象徴される日本のサービス業。しかし近年、小売業界では顧客による過剰な要求や理不尽なクレーム、いわゆる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」が深刻化している。
2025年4月3日 13:00
戦後の小売業を支えた「薄利多売」の戦略は、かつてダイエーが掲げた「良い品をどんどん安く」という言葉に象徴される。だが、生活水準の向上とともに、消費者の価値観は「量」から「質」へと変化した。
2025年3月3日 13:00
アメリカ最大手の小売ウォルマートの売上が順調に伸びている。2025年1月期第4四半期(11〜1月)の売上は邦貨換算で約27兆円、通期では100兆円を超える。
2025年2月6日 13:00
安売りは人間の基本的欲望である損得勘定に訴える、極めて効果的な手法だ。多くの場合、どんな条件よりも優先される。しかし安売りを実現し、それを自社の武器にするには、ある種の割り切りが必要となる。
2024年12月26日 13:00
戦後の我が国流通業界は守破離を実践した。アメリカに学び、日本型GMSという独自のかたちを完成させ、その間に魚屋、肉屋、八百屋といった業種店は多くが姿を消した。








