2024年11月22日( 金 )

福岡地区生コン協組が再編加速か?

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concrete2 本日当社に「6月1日に飯塚のサカヒラ(旧坡平産業)が福岡地区生コン協同組合に加入することが決まったとのことだ」という情報が、業界の関係筋から入った。

 生コンアウトサイダーの代表格である(株)サカヒラが組合に参入することとなると、福岡地区の生コン業界の勢力図が大きく変わる。同組合に近い関係者にヒアリングしたところ「まだ組合の加入は決まっておりません。サカヒラさんとは、前向きな話を進めている途中です」と組合への加入には至っていない状況である。

 サカヒラは、2014年10月に常務取締役であった坂平隆司氏が代表取締役社長に就任。前代表取締役社長で坂平隆司氏の実父である坂平忠一氏は、代表取締役会長に就任し経営の承継の第一歩がなされた。地元の経済アナリストは、「サカヒラさんは、ご子息に経営を任せる第一歩を踏み出したことで、今までのように緊張関係を続けるのでなく、協調路線により経営の安定を図っているとも見られる。また麻生グループの働きかけも一部から聞かれる」との見解を述べた。同社の組合加入の話で、同組合員内では賛否が交錯している状態である。今後の双方の動向に注目していく。

 

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