第2回筑後七国酒文化博が開催
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9日、九州芸文館(筑後市津島1131)で、筑後七国のお酒を堪能できる筑後七国酒文化研究会による「第2回筑後七国酒文化博」が開催された。
お酒好きが大集合
春の好天に恵まれた会場には、12時の開演と同時に大勢の客が来場し、筑後七国にある9つの蔵元から出品された39種類の「地酒の飲み比べ」を、地元特産のおつまみ「ハヤの甘露煮」や「天ぷら揚げ」などとともに堪能した。また「雅楽の演奏」、「花魁道中」、「ピアノライブ」などのイベントを実施。なかでも花魁道中では、色あでやかな花魁と記念撮影もあり、多くの人を魅了した。
筑後は農作物など大自然の恵みが満載
筑後七国とは、筑後商工会議所による「筑後七国よかとこ巡り旅」のなかで、筑後地方のうちでも九州新幹線の筑後船小屋駅を中心とした周辺の自治体(5市2町)で構成される新しい呼び名(通称)と紹介されている。恋木神社のある「恋のくに 筑後市」、八女茶で有名な「茶のくに 八女市」、風情ある川下りで知られる「水のくに 柳川市」、日本一の家具生産を誇る「匠のくに 大川市」、日本最古の舞楽・幸若舞を守り続ける「幸のくに みやま市」、季節ごとに果物の香り漂う「果のくに 広川町」、豊富な農産物が育まれる「穀のくに 大木町」である。
人の温かみと大自然の優しさ溢れる個性豊かな7つの「くに」のうち、恋のくに筑後市で開催された筑後七国酒文化博。多くの来場者が至高の料理とおいしいお酒で至福のひと時を過ごしていた。
【吉武 輝実】
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