2024年11月26日( 火 )

安心・安全のまちづくりに貢献~福岡市・東保護区保護司会定期総会

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pst 19日、リーセントホテル(福岡市東区)において第18回東保護区保護司会が開催された。東保護区保護司会に所属している保護司は現在95名。東区を地区ごとに1~6分区に分け、それぞれの保護司が活動しやすいように小学校区や中学校区ごとに担当保護司をおいて犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力としての活動を行っている。

 総会には70名の保護司が出席。藤野重久会長のあいさつの後、2015年度の活動報告および収支報告がなされた。東保護区保護司会は分区内での活動とは別に犯罪予防活動部、研修部、力組織部、総務部などそれぞれの部会に所属、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を作る活動や、あやまちを犯した人が2度と繰り返さないように早く立ち直りができるように就労支援などの取り組みが報告された。16年度の事業報告案と予算案では、毎年7月に実施される法務省主唱である「社会を明るくする運動」の16年度活動予定について報告があり、いずれの議案も賛成多数で承認された。

ninmei 総会資料には「国民の皆様には、再犯防止、“社会を明るくする運動”の社会的意義をご理解いただき、犯罪のない幸福な社会づくりに取り組む決意のしるしである『幸福(しあわせ)の黄色い羽根』のもと様々な分野から本運動に、多くの方々にご参加いただけますようご協力をお願いします」と安倍総理によるメッセージが添えられていた。保護司はボランティア活動である。無償でまちづくりに貢献されている方々の熱い思いに支えられた、安心安全の街であることを改めて実感した1日であった。

【吉武 輝実】

 

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