福岡市に本拠地を置き、西日本地区で飲料水などの製造及び販売を手掛けるコカ・コーラウエストと東日本地区を担当するコカ・コーライーストジャパン(本社:東京都港区)が26日、経営統合に向けた協議を始めることを発表した。
コカ・コーラウエストの2015年12月期の連結売上高は4,404億7,600万円で前年比3.8%増。コカ・コーライーストジャパンは15年12月期の連結売上高は5,631億6,200万円で同比7.6%増と、お互い業績は好調だ。両社合わせた売上高は1兆円を超え、国内の清涼飲料水市場でもトップにいるものの、業界2位のサントリー食品インターナショナルが15年12月期の国内セグメント売上高で8,069億円(前年同期比11.7%)とシェアを拡大し続けており、その差は小さくなりつつある。コカ・コーラグループも危機感を感じずにはいられないだろう。
両社は経営統合することで、製造拠点の見直しを含めたコスト削減を行ない、今まで以上に競争力の高い組織作りを行うのが狙いだ。両社は今後、統合準備委員会を設置し、具体的な統合の時期などを決めていく。
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