(株)サニックス(本社:福岡市博多区、宗政伸一代表)は12日、2016年3月期決算は発表。連結売上高619億1,600万円(前期比35.3%減)、営業損失22億2,900万円(前期は31億4,200万円の営業損失)、経常損失19億4,900万円(前期は34億3,900万円の経常損失)、最終損失46億400万円(前期は49億6,600万円の最終損失)であった。
再生可能エネルギーの買い取り条件の見直しを受けて、太陽光発電事業の不振が続いている。同社は、約900名の希望退職者の募集、店舗統廃合などのリストラで経費削減を実行したが、主力のSE(ソーラー・エンジニアリング)事業部門の減収が大きく、赤字幅は縮小したものの、前期に続いて営業損益段階から赤字を計上する結果となった。
同社は、次期でもSE事業の減収を前提として人員・店舗のリストラを進め、固定費削減を図る方針。17年3月期は、売上高466億7,000万円(前期比24.6%減)、営業利益6億円、経常利益4億8,000万円、最終損失6,000万円を見込んでいる。
【山下 康太】
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