2024年11月25日( 月 )

サニックス 2016年3月期、太陽光発電の不振で大幅減収

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 (株)サニックス(本社:福岡市博多区、宗政伸一代表)は12日、2016年3月期決算は発表。連結売上高619億1,600万円(前期比35.3%減)、営業損失22億2,900万円(前期は31億4,200万円の営業損失)、経常損失19億4,900万円(前期は34億3,900万円の経常損失)、最終損失46億400万円(前期は49億6,600万円の最終損失)であった。

 再生可能エネルギーの買い取り条件の見直しを受けて、太陽光発電事業の不振が続いている。同社は、約900名の希望退職者の募集、店舗統廃合などのリストラで経費削減を実行したが、主力のSE(ソーラー・エンジニアリング)事業部門の減収が大きく、赤字幅は縮小したものの、前期に続いて営業損益段階から赤字を計上する結果となった。

 同社は、次期でもSE事業の減収を前提として人員・店舗のリストラを進め、固定費削減を図る方針。17年3月期は、売上高466億7,000万円(前期比24.6%減)、営業利益6億円、経常利益4億8,000万円、最終損失6,000万円を見込んでいる。

【山下 康太】

 

関連キーワード

関連記事