国土交通省は2日、今年8月下旬から全国8カ所で外国人建設労働者受入事業に関する説明会を開くと発表した。福岡では8月22日に開催される。
外国人建設就労者受入事業は2015年から開始された。技能実習の修了者を対象に、国交省が認定要件を確認したうえで、就労目的に限り2~3年にわたって外国人の就労を認める制度。17年1月現在で、1,286名の外国人建設就労者が全国の建設現場で就労している。
20年の東京五輪に向け、東京を中心とした関東圏での建設労働力は大幅に不足する見込み。それに引きずられるかたちで地方の建設労働者も不足を余儀なくされることは確実視されている。現在のところ、外国人就労者の数はこの人手不足を埋めるには程遠いものの、幅広いチャンネルから労働力を確保する試みは必要だろう。
福岡での説明会の日程は下記の通り。
<日 時>
8月22日(火)午後1時30分~午後3時
<開催場所>
九州地方整備局 福岡第二合同庁舎 10階共用打合室4
【深水 央】
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