天神ビッグバンで容積率800%の敷地2ha誕生へ
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西日本鉄道(株)が、(株)オンワード樫山福岡支店の不動産を取得する。この土地(敷地面積2,122m2)に、大名小学校跡地(同1万1,900m2)と同社が所有する西鉄グランドホテル(同6,400m2)を合わせると、福岡市中心部に2haを超える広大な敷地があらわれることとなる。
大名小跡地は、10月に再開発事業者の公募が開始される予定で、同社もこれに応募するものとみられる。福岡市が所有する同地は、50年間の定期借地権として引き渡されるが、容積率は最高800%にまで緩和(※)される見通しだ。
容積率緩和は、同社を中心とする明治通りまちづくり協議会が推進してきた。また、この広大な敷地が面する明治通りを中洲方面に進むと、「福岡ビル」「毎日福岡会館」など西鉄が所有し建替えが検討されるビルが立ち並ぶ。中心部で最大規模となる大名小跡地の再開発が、天神再開発の本格化に拍車をかけられるか注目される。※既存校舎の活用や広場の確保など様々な制約あり
【永上 隼人】
▼関連リンク
・旧大名小学校跡地活用プラン(資料:福岡市)関連キーワード
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