福岡市が7月に福岡市博多区の産廃処分業(株)和幸商会(箭内伊和男代表)に対し、改善命令を出していたことがわかった。
今年4月に廃油の不適切管理が判明し、行政指導を受けていた同社だが、今回の改善命令は、廃油とは別。同処分場は安定型最終処分場であり、廃プラスチック類、ゴムくず、ガラスくずなど雨水にさらされても変化しない安定5品目を埋め立て処分することになっている。
しかし、実際には安定5品目以外に、紙くずや木くずを含む廃棄物が確認されたことから、福岡市は2年半ほど前から、行政指導を繰り返していたという。再三の指導にも、一向に改善が見られないことから、今回法に基づき、改善命令を下している。
市産廃指導課は「12月末ごろまでに適正に処分させる」とコメントしている。
なお、廃油の入ったドラム缶については処分が進み、まもなく処理が完了する模様。
【東城洋平】
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