九州北部豪雨における流木災害は過去最大級
-
過去にない豪雨で甚大な被害を巻き起こした九州北部豪雨。特に被害が大きくなった要因は流木の多さと言われている。たしかに災害直後の被災地では、大量の流木が河川をせき止め、土砂や水が溢れたため被害が拡大した。
8月28日、国土交通省は九州北部豪雨における発生流木量と過去の土砂災害(2011年の那智川や13年の伊豆大島等)における発生流木量との比較を行った。過去における土石災害の発生流木量の上限値は約1,000m3/km2だったが、九州北部豪雨では288の渓流中、134の渓流が過去の上限値である1,000m3/km2を大きく超えていたことがわかった。特に赤谷川の渓流は、上限値の約20倍に達しており、九州北部豪雨は過去最大級の流木災害だったとしている。
【道山 憲一】
関連キーワード
関連記事
2024年12月20日 09:452024年12月19日 13:002024年12月16日 13:002024年12月4日 12:302024年11月27日 11:302024年11月26日 15:302024年12月13日 18:30
最近の人気記事
2024年12月19日 13:00
2024年9月20日 10:10
2024年12月19日 15:05
2024年12月18日 13:30
2024年12月19日 17:20
まちかど風景
2024年11月18日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す