九州北部豪雨における流木災害は過去最大級
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過去にない豪雨で甚大な被害を巻き起こした九州北部豪雨。特に被害が大きくなった要因は流木の多さと言われている。たしかに災害直後の被災地では、大量の流木が河川をせき止め、土砂や水が溢れたため被害が拡大した。
8月28日、国土交通省は九州北部豪雨における発生流木量と過去の土砂災害(2011年の那智川や13年の伊豆大島等)における発生流木量との比較を行った。過去における土石災害の発生流木量の上限値は約1,000m3/km2だったが、九州北部豪雨では288の渓流中、134の渓流が過去の上限値である1,000m3/km2を大きく超えていたことがわかった。特に赤谷川の渓流は、上限値の約20倍に達しており、九州北部豪雨は過去最大級の流木災害だったとしている。
災害直後。流木に流された車両が見える
朝倉市内、山田交差点付近
大量の流木の処理を行う重機
【道山 憲一】
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