2024年11月21日( 木 )

まちかど風景・筑紫野市 大型公共施設とマンション

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 人口増加続くベッドタウン、福岡県筑紫野市。市制移行した1972年に4万人余りだった人口は10万を超え、今も増加は続いている。住宅需要は堅調で、新築工事が至るところで確認できる。JR二日市駅、西鉄朝倉街道駅周辺を歩いてみた。

 今、筑紫野市で最大規模の物件といえば、新庁舎の新築だ。九州森永乳業跡に地上6階建ての市役所が建設中。跡地内に既に完成している二日市東コミュニティセンターを除くと、敷地面積は約1万5,000m2。約350台の立体駐車場、子育て支援センター、ふるさとハローワークを併設し、平面駐車場のほか、ふれあい広場もつくる。手がけるのは前田建設・九州建設・久米設計・匠建築JVで、設計・施工を一括受注し、建設費は59億5620万円。昨年9月に着工し、来年11月末に竣工予定だ。
 この日は大型クレーンが敷地中央に鎮座しており、基礎工事の最中だったのだろう。施工台帳が公示されていたので、せっかくなので、以下に添付しておく。地域の建設業者が地域のシンボル建設に関わっている様子がわかる。無事故で頑張ってほしいものだ。

※クリックで拡大

 JR天拝山駅から徒歩2分のところに、新しくマンションが建設されている。工事名は「オーヴィジョン筑紫野新築工事」で、建築主は(株)エス トラスト。設計は、(株)明水設計、施工は大和建設(株)である。ファミリータイプの分譲マンションで、地上15階の56戸。7月初旬に着工し、2019年1月の竣工を目指している。西鉄朝倉街道駅までも徒歩4分、イオンモール筑紫野まで徒歩5分という好立地。この周辺は駅を中心にマンションが建設されてきたエリアだが、駅からここまで近い物件の新築は久しぶりではないだろうか。土地の入手には苦労したはずだ。

【東城 洋平】

 

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