2024年12月23日( 月 )

学生たちの企画力でインフラに光を! インフラツーリズム

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 公共施設や土木景観を観光資源と位置づける(例:新日鐵住金(株)八幡製鉄所の夜景を楽しむ観光ツアーなど)インフラツーリズム。

練り上げた企画をプレゼンする学生

練り上げた企画をプレゼンする学生

 国土交通省は、このインフラツーリズムを日本の未来を担う学生たちのアイデアでさらに盛り上げようと、「大学生観光まちづくりコンテスト2017」(※)でインフラツーリズム専用ステージを設けることを発表した。同専用ステージでは、9月15日(金)、予選を勝ち抜いた学生グループ10チームによる本選が開催される(詳細はコチラ)。

 

 本選では、各チームが「どのような調査に取り組み、どのようなプランを立案し、その実施によってどのような効果が産まれるか」について発表する。審査は、その発表内容と提出資料をもとに、産官の有識者が行い、「観光庁長官賞」等の優秀賞が決定される。そして、優秀なプランは大手旅行代理店JTBグループによって商品化やプロジェクト化が検討される。

 学生たちにとっては、自分が暮らす街の公共施設の存在意義や、観光資源化への可能性を考える機会にもつながる。九州の学生たちも企画・提案力を発揮し、ぜひまちづくりの一翼を担って欲しい。

※大学生観光まちづくりコンテスト2017
 大学生が「観光まちづくりプラン」を競い合うコンテスト。テーマに基づいて対象地域(構造物)を実際に訪れ、魅力や課題について調査・分析を行い、地域経済が活性化するような観光まちづくりのアイデアを創造する企画。今年度から新たなテーマとして「インフラツーリズム」が設けられた。

【代 源太朗】

 

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