2024年12月23日( 月 )

【2017衆院選・福岡】立憲民主・共産の一本化はあるか~福岡3区

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 着々と進行している共産党・社民党と立憲民主党との選挙協力が、福岡3区でも急加速するのだろうか。 希望の党の「排除の論理」に抵抗し、立憲民主党からの立候補を表明している山内康一氏を支援するため、共産党の山口湧人氏が立候補を取りやめるのではないかという観測が流れている。

 5日、糸島青年会議所(JC)が主催する「福岡県第3区公開討論会」が予定されている。立憲民主党・山内康一氏、共産党・山口湧人氏が出席を予定していた(自民党・古賀篤氏はスケジュールが合わず欠席)。だが前日の4日になって、討論会に中止の可能性が出てきたという。JC関係者によると、山口氏が立候補を取りやめるため、欠席するかもしれないというのだ。両事務所に取材したが、双方とも「お答えできる者がいないため、コメントできない」とのこと。

 共産党福岡県委員会は、「3日に党中央委員会で決まったとおり、立憲民主党との選挙協力は進めていく。福岡3区・山内康一氏との協議はまだこれからで、4日午後現在、山内氏側との連絡はとっていない」としている。

 4日現在、福岡3区に立候補するとみられているのは、自民党現職・古賀篤氏、立憲民主党・山内康一氏、共産党・山口湧人氏の3名。民進党と希望の党との「合流」騒動が、無風と言われた福岡3区の情勢を保革一騎打ちへと大きく変えるのだろうか。

【総選挙取材班】

 

関連キーワード

関連記事