福岡県中小企業家同友会青年支部10月例会 開催
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(一社)福岡県中小企業家同友会青年支部は19日、福岡市博多区のホテルで10月定例会を開催した。
今回の目的は「同友会ってどうゆうかい?~集え!青年経営者達~」をテーマに、会員外の青年経営者らに同支部を知ってもらうこと。参加者約60名のうち、20名ほどはゲスト参加者だった。同支部について短時間で少しでも理解してもらうため、会員による報告に加え、グループ討論を実施。
最初に同友会の理念や組織概要、青年支部としての活動内容などを紹介。その後、副支部長の大丸拓郎氏((株)大丸製作所 常務取締役)が、青年支部に入会してからこれまでの活動・学んだことなどを報告。「入会当初はあまり熱心な会員ではなかったが、参加するうちに自分自身が変化していくのを感じた。同じ環境で悩む仲間たちの生のアドバイスだからこそ、素直に学ぶことができた」と話した。
次に会員歴が2年程度と比較的浅い、木村翼氏((有)スタッフ)と安藤理絵氏((株)ABA STAFF 代表取締役)が登壇。司会者の質問に答える形式で、入会の経緯や入会後に感じたことなど、リアルな感想を報告した。居心地の良さなどが共通してあげられたが、気やすいながらも甘いわけではなく「はっきりとダメなものはダメと指摘してくれる、至らない面に気付かせてくれる場。一緒に乗り越えていける仲間が得られる」(木村氏)と話した。
その後はグループに分かれ、ディスカッションを開始。「自身や自社の悩み、問題点はありますか?また、どう対処していますか?」というテーマで、ゲストの経営課題をヒアリングし、解決策を考える“学びの場の体験版”を行った。最初は緊張した面持ちだったゲストたちもしだいに打ち解け、人材不足や新規顧客開拓、後継者や起業家としての悩みなどについて語った。どのグループでも真摯にゲストに向き合いつつ、ディスカッションの合間に冗談も交わされ、和やかながら活気に満ちた時間となった。
討論会後、ゲストたちからは「短い時間だが非常に勉強になった」、「誘われてなんとなく参加したが、入会を検討したいと思う」などの声が聞かれた。来期(2019年4月~)で40周年を迎える同支部。今後ますます支部を盛り上げていくためのメンバーを随時募集している。学びを求める青年経営者、後継者たちに大きく窓を開く。
【中尾 眞幸】
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