22日投開票の衆院選で、福岡2区は、自民党公認の前職・鬼木誠氏(45)の3期目の当選が確実となった。鬼木氏は、福岡県議会議員を経て、山崎拓自民党副総裁の後継として2012年12月の衆院選で初当選。14年12月の衆院選で再選し、環境大臣政務官を務めた。
選挙戦において鬼木氏は、環境大臣政務官としてPM2.5問題の解決のため、中国政府と交渉を行った実績を強調。また、安全保障に力点をおき、安定政権の継続を訴え、自民党支持層のほか、推薦を受けた公明党支持層からも支持された。選挙戦終盤では、自民党福岡県連が福岡2区を「最重点選挙区」として支援。今回、希望の党から立候補した稲富修二氏(47)との接戦を制した。鬼木氏は3期目の抱負として、「財政と社会保障を持続可能なものにし、地方に活力を与える経済政策に取り組みたい」などと語った。
【山下 康太】
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