2024年12月22日( 日 )

外国人観光客効果はタクシー業界に及ぶ

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 今日の昼間も、あるシティホテルから白人系団体旅行者30名が出てきた。いまや福岡都心には連日、海外旅行者が徘徊している。中洲5丁目で夕方から夜にかけて店の案内チラシを配布している男性に質問した。「実感として、チラシを受け取る人たちのなかで外国人の比率はどれくらいですか?」と質問した。「勘ですが、20%の割合の感じです」との回答。
 20時間勤務のタクシー運転手にも尋ねてみた。「外国人観光客が急増していますが、商売には効果がありますか?」と。すると「大いにあります」と喜びの声を上がった。

 (1)これまでは週末だけがざわめいていたが、外国人客のおかげで繁華街は平日も賑わっているそうだ。(2)韓国人の若者は一見、日本人とまったく変わらない。乗車してはじめてわかるとか。韓国の客が一番、多い。乗せる機会が増えたので扱いには慣れたそうだ。1組の中に1人は日本語を話す者がいるとか。スマホを提示してくれたら行先は簡単にわかる、ということだ。(3)最終的なビジネス効果である。1日平均、およそ40組乗車する。そのうち、外国人客が3組ぐらいという見立てである。総乗客の7.5%の比率ということであれば、馬鹿にはならない。

 

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