データ・マックス児玉悦子社主が「東久邇宮国際文化褒賞」の栄誉に
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高松宮賞、秩父宮賞と並ぶ、三大宮賞
久しぶりの快晴に恵まれた2月9日(金)。午前10時30分から東京・六本木の国際文化会館において、第33回「東久邇宮国際文化褒賞」(吉村靖弘 東久邇宮記念会 会長、明川文保 東久邇宮国際文化褒賞記念会 代表理事 主宰)の授与式が行われた。今回の受賞者は、石山陽氏(弁護士・第11代公安調査庁長官・福岡高等検察庁元検事長)、酒見紀代高氏(酒見食品工業(株) 代表取締役会長)、弊社の児玉悦子社主ほか計7名であった。
「東久邇宮国際文化褒賞」は、国籍を問わず、優れた発明や専門的な事業を通じて、広く社会に貢献した人を顕彰するもので、高松宮賞、秩父宮賞と並んで、三大宮賞として知られている。母体となる「東久邇宮記念賞(国内褒賞)」は、1946年当時発明振興議員連盟幹事長であった発明学会の創始者、豊沢豊雄先生が、ある結婚式で、東久邇宮盛厚殿下と偶然お会いになり意気投合し、科学技術庁のなかに生まれた。同庁が廃止されるまで35年間存続し、そこから1,000名を超える受賞者が出ている。その後、豊沢豊雄東久邇宮記念会初代会長が102歳で亡くなる生前に、「国内顕彰事業は私が生きている間にかたちができた。今後は世界へ事業を拡げていって欲しい。東久邇宮殿下の思いは日本にとどまらず、世界、人類へと伝わっていくべきものだ」と言われ、その高き遺志を引き継いで生まれたのが「東久邇宮国際文化褒賞」である。
これまで、国内では谷口誠・元在ニューヨーク国際連合日本政府代表部特命全権大使、堂道秀明・元JICA副理事長、高橋一生・元OECDパリ本部エコノミスト、清水紀代志 ・元最高裁判所司法研修所民事弁護教官、久保内卓亞・元公証人連合会元会長、大越康弘元防衛庁官房長、西原春夫・早稲田大学第12代総長など、国際的には、タナワン・ブックワン タイ王室最高顧問・国王主導プロジェクト委員会会長、ユスロン・イーザ・マヘンドラ 駐日インドネシア共和国特命全権大使、劉鐘海 韓国行政学会会長・元大統領政策諮問委員、松島喜一郎(米国) コロラド州立大学名誉教授・動物学博士などが、同賞の栄誉に輝いている。
「篤姫」の生き方に憧れて
受賞のスピーチに立った児玉悦子社主は、明川文保代表理事および関係者に深く感謝の意を表したうえで、その喜びを次のように述べた。
「私の生家は薩摩藩主島津家の教育係であったと聞いており、そのような書類も数多く残っております。そのために、私は幼いころから、薩摩藩から徳川家に嫁ぎ、江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室となった「篤姫」(15代将軍慶喜の命を守り、江戸城無血開城の陰の功労者として広く知られる)に親しみを感じ、自分の人生も篤姫のように生きることができたらと、憧れるようになりました。50歳になった時、夫である児玉直が会社を興すことになり、私は今まで願っていたことが実現できるチャンスではないかと思い参画しました。創業当時は1日に14時間ぐらい働き、ストレスや疲労で大変な思いをした記憶がありますが、周囲の皆さまの支えがあって何とか現在に至っています」
今後の人生の3つのミッションを宣言
「私は、今回の受賞を機に、皆さまの前で新たに3つのミッションを宣言します。1つ目は、私は社主として生涯現役を貫くことを目標とします。2つ目は、私の職場の女性たちが、生涯安心して働ける環境をつくりたいと思います。3つ目は、データ・マックスのネットワークを通じて、活躍する女性を日本全国、そして世界へ情報発信、同時に女性としての活躍を目指す皆さまを応援していきたいと思います。本日はありがとうございました」
授賞式・写真撮影終了後、午後の懇親会・食事会の合間に、受賞者およびその親族、関係者は快晴となった庭園(1930年、岩崎小彌太が我が国屈指の京都の名造園家「植治(うえじ)」こと7代目小川治兵衛に作庭を依頼したもので、桃山時代あるいは江戸初期の名残を留めている近代庭園の傑作として知られている。2005年10月には港区の名勝に指定された)を散策、親睦を深めた。
続いて行われた午後の懇親会場において、児玉悦子社主は東京・首都圏に於けるネットワークおよび情報発信の強化に関して、DEVNET(DEVNET JAPAN)(※1)BISJ(日本ビジネスインテリジェンス協会)(※2)とデータ・マックスの3者が連携していくことを公表した。
【金木 亮憲】
(※1)【DEVNET】(明川文保 アジア・太平洋地域総裁、DEVNET JAPAN 代表理事)
国連経済社会理事会(ECOSOC)によって常設カテゴリー1にランクされるNPO・NGO組織。ロベルト・サビオ氏、ガリ元国連事務総長などの働きかけで1986年イタリア・ローマに創設。発展途上国間および先進国と途上国間の交流、経済協力を推進することを目的として、世界規模の技術、経済および貿易を行うグローバルな情報ネットワーク・シス テムをもつ。現在166 カ国、150 万社がこの機構を利用している。(※2)【BISJ】(中川十郎 会長・名古屋市立大学特任教授)
BISJ(日本ビジネスインテリジェンス協会)は、的確な未来戦略には、氾濫する情報を正しく選別、評価、分析し、正確に未来を見通す事が必要であるとの認識のうえに、現会長である中川十郎氏によって1992年に設立された。欧米では、ビジネスにおいてこういった考えが早くから芽生え、ビジネスインテリジェンスといった分野が発展している。設立以来約25年、現在は2カ月に1回、各界で活躍する方々を講師として招き、情報交換、意見交換を行っている。関連キーワード
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