来年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会について、大分県は大分市の試合会場についての開催経費が約49億円になると試算している。
試合会場として立候補した2014年12月の時点では、約15億円を見込んでいたが、その3倍以上に経費が膨らんだ。試合会場である大分銀行ドームの整備費用が当初見込みより、大幅に増加したのが主な要因。
大分県の「ラグビーワールドカップ2019推進室」によると開催試合数は当初、4試合を想定していたが、決勝トーナメントを開催することになったために5試合に増加。それにともない、芝生をより激しいプレーに耐えられる丈夫なものに変更した。さらに、4K、8Kの映像を中継するために新たな照明を増設したことなどが開催経費の増加へとつながったという。
一方で大分県のW杯の経済波及効果は253億円と試算されており、広瀬勝貞大分県知事は県民に理解を求めている。
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