第一交通産業 減収減益も1,000億円確保
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第一交通産業(株)は2018年3月期決算を発表した。マンション販売では九州での供給を抑制した一方、関西での供給を増やし、前期比5.4%増の売上高185億円を計上した。
マンションは616戸(20戸増)、戸建は120戸(30戸減)の合計736戸を販売し、不動産分譲事業全体では前期比6.2%増の売上高229億円、セグメント利益は11億6,300万円となった。不動産再生事業の売上高が前期比で30億円近く落ち込んだことなどから減収減益となったものの、依然として連結売上高1,000億円は確保。前期に引き続き固定資産圧縮損など特別損失を10億円近く計上しながらも、当期純利益は38億8,100万円を計上した。
19年3月期(連結)は売上高1,020億円、経常利益67億5,000万円を見込んでいる。【永上 隼人】
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