豊和銀行跡もホテル 中洲5丁目がホテル激戦区に
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福岡市中洲5丁目で、新たにホテルが3つ誕生するようだ。1つは、H.I.S.グループが約150坪の敷地に12月開業予定で工事を進めている変なホテル。2つ目は、今月3日をもって閉鎖され、解体工事が進められているニューパーク中洲跡地。こちらは、竹中工務店が土地を所有しており、「ホテルになる」(福岡の不動産業者)といわれている。300坪を超える敷地だけに、区域内では最大級のホテルとなりそうだ。
3つ目は、変なホテルの隣地の豊和銀行福岡支店跡地だ。3月まで入札が行われていたが、今月6日に不動産デベロッパー・日本エスコンが取得。こちらも100坪弱の敷地ながら、ホテル開発が検討されているようだ。中洲5丁目では、ベッセルイン博多中洲(166室)、インペリアルパレスシティホテル福岡(217室、以下IPホテル)が営業しているほか、近隣の中洲中島町にもデュークスホテル博多(153室)、HOTEL博多中洲INN(75室)、中洲4丁目には博多エクセルホテル東急(308室)、ホテルリソルトリニティ博多(287室)など狭い範囲にホテルがひしめく激戦区だ。IPホテルは9月末に閉館するが、判明している計画だけで今後3つのホテルがこの激戦区に参戦することになる。
【永上 隼人】
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