2024年12月26日( 木 )

東京医科大、女子受験生を一律減点か~内部調査へ

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 文科省幹部子弟の不正入学問題に揺れる東京医科大学に、今度は女性差別、かつ医師養成機関としての根幹を揺るがすスキャンダルがもち上がった。

 同大学は2011年ごろから、女性の入学者数を抑えることを目的に、入学試験で女子受験生の得点を軒並み減点していたという。2018年の入試では、3,535名が医学部医学科を受験し、そのうち男子が2,130人、女子は1,405人。合格者の内訳は男子592人(男子合格率:約27%)、女子251人(女子合格率:約18%)だった(推薦入学を除く)。

 東京医科大学の広報担当者は、「報道を受け、驚いている。内部調査を受けて、今後の対応を決めたい」と話している。

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