糸島・筑前前原駅構内に『むっちゃん万十』誕生

　JR筑肥線「筑前前原」駅構内に、糸島の特産品を販売する「糸島Sunショップ」・「むっちゃん万十 前原店」が8日、オープンした。店舗経営を手がけるのは（福）悲田院。同法人が障がい者の自立支援、地域の活性化を目的にJR九州ビルマネジメント（株）に両店舗の出店を提案し、同社もこれに賛同したことで実現した。糸島Sunショップには地元の農家や食品会社が商品を提供する。

　そして、駅構内で「むっちゃん万十」が購入できるようになったことも嬉しいニュースだ。かつて筑前前原駅前で営業していた「サンリブ前原店」。その1階でむっちゃん万十が購入可能だったが、2012年7月にサンリブ前原店が閉店したことでむっちゃん万十も前原から姿を消した。その後、同駅から徒歩約2分の場所に店舗を出店。今回、駅構内に誕生した店舗と合わせて、前原は2店舗体制となった。

お盆休みに入り、帰省や観光で交流人口の増加が予想される糸島市。交通の要所となる筑前前原駅構内での“糸島の幸”と福岡名物『むっちゃん万十』の販売を通じて、さらなる地域の活性化、そして障がい者の自立促進が期待される。

【代　源太朗】