【2018年9月北海道地震】原発の脆弱性露呈~泊原発で外部電源喪失
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6日午前3時8分に、北海道胆振地方中東部を震源として発生したM6.7の地震の影響で、午前11時現在も北海道全域が大規模停電。北海道電力泊原子力発電所(1~3号機)では地震の影響で外部電源が喪失している。
泊原発は原子力規制委員会による安全審査中で、3基の原発の原子炉内に核燃料は入っていないが、燃料プールに使用済み核燃料(1527体)を保管中だった。北海道電力は、非常用ディーゼル発電機に切り替えて原発内に電気を供給し、対応にあたっている。
2011年の東日本大震災では福島第一原発で外部電源が喪失し、余震で東通原発(青森県下北郡)も外部電源を喪失していた。電力がなければ大惨事になる状況は変わっておらず、改めて原発の脆弱性を露呈したかたちとなった。
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