8月に六本松へ新築移転したばかりの福岡地方・簡易・家庭裁判所。装いも新たになり、利用者(主に弁護士)からは、おおむね好評だ。そんななか、「法廷前にベンチがあれば尚良」という不満を耳にした。――旧裁判所では、法廷の廊下にベンチが設置されており、裁判官や書記官が入廷するまで、関係者は座って待つことができた。入廷可能なタイミングもすぐにわかったのだが、現裁判所にはベンチがないことから、法廷前の廊下で立ったまま待つか、待合室で待機することになる。待合室から法廷までは距離もあることから、どのタイミングで入廷可能になるかわからず、法廷前で立って待つ関係者が目立つという。「ベンチを置こうにも廊下は狭い」(弁護士)という声も。
この件について同裁判所広報課は「現時点でそのような声は届いていない。書記官が待合室で声掛けするかたちで対応している」と答えている。
【東城 洋平】
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