
世界11カ国で同時発生したエリクソン製バケット交換機ソフトウェアの異常により、日本国内ではソフトバンクで7日の午後1時39分から午後6時4分までの約4時間半にわたり通信障害が生じた。
ソフトバンクはこの通信障害についてエリクソン社の交換機「SGSN-MME(Serving GPRS Support Node - Mobility Management Entity)」不具合が生じたと説明している。
携帯電話サービスが社会インフラとして広く利用されるなかで、今回のような通信障害は極力回避されるべき問題で、ユーザーのビジネスに損害を与えた可能性は十分に考えられる。
もちろん、ソフトバンクは携帯電話サービス事業者として、その責任から逃れられない。しかし、エリクソン社のソフトウェアはドコモやauにも採用されており、そちらで通信障害が発生しなかったのは、たまたま設備仕様が違って同じ装置やプログラムを使っていなかっただけのこと。
東日本大震災しかり、何がおきても不思議ではないこのご時世。改めて「1つに頼る」というリスクを見直すべきタイミングではないだろうか。
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