2024年11月22日( 金 )

オーバーローン問題 JR九州住宅「コンプライアンス統括部」設置など再発防止策

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 JR九州は、オーバーローン問題に関する再発防止策を決定したほか、グループの取締役2名の報酬を減額する処分を行うと発表した。同社は、第三者委員会の調査報告書を11月30日に受領していた。

 再発防止策として、JR九州住宅の全従業員を対象にした社内研修、グループ各社に設置する企業倫理ホットラインの周知徹底を実施するほか、JR九州住宅に「コンプライアンス統括部」を設置し、社内管理体制の強化を図ることを挙げた。

 また、JR九州住宅の取締役は3カ月にわたって月額報酬の10%を減額、JR九州の取締役専務執行役員は1カ月分の報酬の10%を減額されるほか、従業員についても社内規定に基づいて厳正な処分を行うという。なお、延期していた2019年3月期中間決算は、13日に開示する。

【永上 隼人】

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