福岡は全地区で空室率が3%を切る 東京はついに1%台へ
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オフィス仲介大手の三鬼商事(株)が発表した11月時点のオフィスビル市況によると、福岡ビジネス地区の平均空室率は2.20%と前月比0.30ポイント低下。1992年以来の2%台となった今年5月からは、0.67ポイントの低下となった。10月に3.04%だった博多駅前地区の空室率が、大型成約の影響などで2.56%へ低下。これにより、福岡ビジネス地区内のすべての地区で空室率が3%を切った。
平均賃料も空室率の低下傾向に合わせて上昇傾向が続いており、坪あたり9,938円と前月比32円上昇、17カ月連続で上昇した。市内中心部では、新規供給が少ないことから依然として品薄感が続いている。
東京ビジネス地区の平均空室率は4カ月連続で低下し、ついに1%台となった。平均賃料は2万743円となり、59カ月連続で上昇している。
【永上 隼人】
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