2024年11月20日( 水 )

リテールパートナーズ、センター新設計画を決議

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 11日、(株)リテールパートナーズ(本部:山口県防府市)は連結子会社でスーパーマーケットチェーンの(株)丸久(本部:山口県防府市)の新センター建設に係る設備投資計画を取締役会において決議した。

 この設備投資は同社が2018年4月に発表した中期経営計画に基づき、スーパーマーケット事業における将来を見据えて物流体制および機能の再編を目的として行う。

 これにより惣菜、弁当の製造のレベルアップ、また各店舗で行う生鮮食品(精肉、鮮魚)の加工を集中処理し、各店舗における作業負担を軽減するとともに、最新の設備を導入することで原料の入荷から商品の加工および出荷、センターから各店舗への輸送中においても温度・衛生管理が一元化されるという。

 物流効率面においては、水産、精肉、惣菜食品の製造拠点が一元化され、建設計画地が現低温物流センターと隣接地であるため、混載運用が簡素化され、横持配送が軽減されることにより、さらなる物流機能の最適化が実現される見通し。

 また、今後のHACCPの義務化と食品表示法の改定に備え、高度な安全管理体制が整備されるとともに、このセンター新設によって厳しさを増す物流事情のなか、採用・労働環境を改善するほか、積極的に新規店舗を出店し、グループ機能を強化して事業を拡大することが見込まれている。

センター新設イメージ

■設備投資の内容 
(1)名称:(仮称)丸久デリカ・プロセスセンター 
(2)所在地:山口県防府市大字江泊 2477-1、2178-1 
(3)敷地面積:29,894 m2(9,043 坪)、延床面積:14,016 m2(4,240 坪)
(4)機能:精肉・水産食品のパック加工、弁当および惣菜製造ならびに出荷
(5)投資予定額:70 億円 
(6)着工予定:2019 年3月、竣工予定:2020 年5月、稼働予定:2020 年9月
 

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