2024年11月23日( 土 )

【パチンカー代の『釘読み』】フィールズ、業績を下方修正~ヱヴァの追い上げに期待

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 パチンコ・スロットの企画・開発・販売などを手がけるフィールズ(株)(東証一部上場)は、6日、2019年3月期(連結)の業績予想を下方修正したことを発表した。

 売上高は当初の予想を420億円下回る530億円の計上にとどまるほか、経常利益は見込まれていた25億円の計上がなくなる。ただ、関係会社株式の売却益により7億円の当期純利益は確保される予定。

 同社の18年3月期(連結)の業績は、売上高610億5,500万円、経常損失52億400万円、当期純損失76億9,100万円と、利益を計上できずに終わっていたが、今期では赤字決算は免れる格好だ。

 大幅減収の要因は、同期中に販売を予定していたパチンコ4台のうち、2台が検定不適合やG20(大阪サミット)開催にともなう新台入替自粛の影響を受け、市場に投下することができなかったため。

 パチンコ台の販売が振るわなかった格好だが、スロット台では人気コンテンツを採用した「パチスロ ヱヴァンゲリヲンAT777」の販売が好調で、同社は「現在、追加受注をいただいております」としている。ヱヴァの追い上げに期待したい。

【代 源太朗】

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