木くず4t燃やし廃掃法違反容疑で書類送検

　福岡県警折尾署は5月20日、廃棄物処理法違反（焼却禁止）の疑いで福岡県内の3つの会社と会社役員ら4名を地検小倉支部に書類送検した。いずれも今年3月中旬に会社敷地内で木くずを焼いた疑い。うち、1件は木くず約4650kgを焼却したもの。

　「もちろん違法行為なのは明らかだが、たったこれだけの量で書類送検されるのは聞いたことがない」――そう話すのは、福岡県の産廃業者。10tトラック1杯にも満たない量だけに、複雑な事情があるのか。なお、ほか2件の木くず焼却量は100kg未満である。

【東城　洋平】