2024年11月21日( 木 )

西鉄天神大牟田線、7月1日に全線開通から80周年

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 西日本鉄道(株)(以下、西鉄)が運行する鉄道路線「西鉄天神大牟田線」は7月1日、福岡―大牟田間の全線開通から80周年を迎える。西鉄ではこれを記念して、記念ヘッドマーク付列車の運行を行うほか、記念式典やパネル展などのイベントを実施する。

 同路線は1924年4月に、西鉄の前身となる九州鉄道(株)により、福岡―久留米間での運輸営業を開始したのが始まり。以降、段階的に運行区間を久留米から大牟田方面に伸ばしていき、39年7月1日に栄町(現・新栄町駅)―大牟田間が開通したことで、現在の天神大牟田線の全線開通となった。その後も39年11月の急行運転開始や59年5月の特急運転開始に加え、路線の複線化や高架化、新駅の開設などを経て、現在のかたちとなった。

 今回の80周年を記念して、西鉄では7月1日に西鉄天神大牟田線・花畑駅(久留米市)で記念式典を開催するほか、8月25日までの期間、同駅で記念パネル展を開催。また、期間中の土日祝日などには、ミニ電車の運行や鉄道模型Nゲージでの運転体験などのイベントも行われる。

 さらに、7月1日から9月末までの期間は、80周年記念ヘッドマークを取り付けた3000形の運行も実施。同ヘッドマークは、60年前に特急列車が運行を開始した当初に掲げていたものをモチーフにしており、運行している3000形のなかの1車両にのみ取り付けられる“レア”なものとなっている。

【坂田 憲治】

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