老舗名店「中洲ちんや」7月27日をもって閉店

　福岡・中洲に店を構えて70余年の老舗で、九州産の黒毛和牛をすき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキなどで堪能できる名店「中洲ちんや」が、7月27日をもって閉店することがわかった。同店によると、店を継ぐ後継者が決まっておらず、オーナー自身も高齢であることなどが主な理由という。1階部分にある精肉店とレストラン、2階から4階部分の御座敷は、7月27日をもってすべての営業を終了する。

　同店の従業員は、「昼どきは長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで、夜もほとんど予約でいっぱい。午後9時以降であれば、かろうじて席をお取りすることはできるかもしれない」としている。

【長谷川 大輔】

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